32歳の日々フツフツ

繰り返される何気ない日々とフツフツした日常とこころのことと、今日の献立を書き留めて。

如月23日小雨 キジ猫とハチワレ

 

曇り空の下。勝手口の扉の前に、一匹の猫が座っていた。モザイクガラス越しに見える物陰に、いつもの靴下猫かと思い、出窓から見下ろすとキジ猫ちゃんだった。

恐らく、保護したハチワレ猫のさくらと同じ地域にいたキジ猫。まん丸顔でまん丸お目目が可愛らしくて覚えている。まんまるちゃん。

さくらと仲がいいのかわるいのかは分からないけれど、縄張りを少しだけ引越した先で一緒にいるところを見つけた。恐らく、場所を取られたのか、さくらにキジ猫ちゃんがニャーと怒っているとこだった。さくらは気が強いのか、知らんぷりするかのように寛いでいた。

さくらは家まで着いてきた。けれどまんまるちゃんは警戒してか、1mちょっと離れたところから見ているだけで、家に向かう私たちをどこへいくのかと身を乗り出して見送った。

さくらだけ保護して、まんまるちゃんをおいていったことが正直気になっていた。げんきかな?と度々思い出しては、散歩がてらいないか探した。

すると2、3日前、家の近くでキジ猫の横切る姿を見かけた。そして今日、帰ってきたかのように現れた。いつもの場所かのように扉の前に座り、辺りを見渡していた。

庭に出て、2m程離れたところから話しかけても逃げなかった。前ほど警戒心はなく、落ち着いていて、こちらを気にするどころか、少し遠い目で何かを見つめているようだった。

さくらのことを出窓越しに見つけても、動じなかったので、さくらを抱えて外に出ようとすると鳴き声に驚いたのかいなくなっていた。

さくらと兄弟なのか、友達なのかは分からないけど、わたしはまんまるちゃんも一緒に暮らしたいなと思った。家族は反対しているけれど(笑)これを機に一人暮らしをするかな?

またきてくれるかな、まんまるちゃん。