葉月30日晴れ雨 イヤシノウタ
本屋へ行った。吉本ばななさんの本を求めて。本を読むのは苦手だけれど、最近短編集を読み始めて、少し楽しくなってきた。
私は親の顔色を伺う。そんな自分に自分でハッとする。必要以上に伺っていることに。でも、もう終わりにしようと思う。親の機嫌を取るのも、顔色を伺うのも。誰が何と言おうと、例え親に愛されなくとも、私はわたしだ。等身大の私で生きていくほか、楽な道はないのだ。私がわたしを生きなければ、何の意味もないのだ。
そして、ずっと気にしていた愛されていないかもしれないという不安は、結局のところ、わたしを愛してないのは自分自身だというところに落ち着いた。完璧な人は誰もいない。むしろ、その光と闇の間がいちばん美しいのだから。否定せず、どんな自分も抱きしめる。