32歳の日々フツフツ

繰り返される何気ない日々とフツフツした日常とこころのことと、今日の献立を書き留めて。

葉月1日晴れ雨 水鏡と澄んだ空

 

数日前、明け方すごい雷雨で目が覚めた。台風のようだった。さくらに朝ごはんをあげて、再び寝床に戻った。目を覚ますと、空は晴れ、浄化されたのか空気が澄み切っているのが目に見えて分かった。それはそれは綺麗だった。引きこもりの私もつい、外に出たくなった程だ。

 

身支度をして、近所の河川敷に出掛けた。緑が気持ちよく、深呼吸して歩いた。アメノミナカヌシが祀られている神社で引いたお御籤の言葉を思い出した。この世は矛盾だらけである。心の水はほっとくとすぐ濁ってしまう、と。

心の水を入れ替えるとはどういうことかと考えていた。立ち止まって、また深呼吸すると、水溜りに映るカラーコーンが目にとまった。

水鏡。カラーコーンも晴れ渡る空も浮かぶ白い雲も綺麗に映し出されていた。水が濁っていると、よく見えない。濁ってみえる。現実は自分の内側の映し出しとも言うが、濁ったものが現実に映し出される。水は感情。心、気持ち。心の持ちようで変わってくる。心を感情を大切にしなさい。そうすれば、水は澄んで映し出す。止めることなく流していく。そういうことだろうか?

 

もう一つ、水面に映ったカラーコーンと空と、現実にあるカラーコーンと空。2つある。それはどちらが先かな?という問いかけのようにも思えた。水面下にあるもの、それがやがて現実に現る。映し出し。水は映し出す、鏡のように。私たちはそれを見ている。ここはそういうせかい。

 

水鏡が濁っていては、真実は映し出せない。