長月8日晴れ 月明かりと芝張り
窓を見上げるとちょうどツキが見える。おおきなツキ。月明かりが眩しい。部屋の中をやさしく照らす。静かに、ただ黙々と。やさしい黄色。なんだか朗らか。
照らされて、あんなにも輝く。光を繋ぐもの。明るみではかき消されてしまう、小さな声を照らしてくれる。
自分自身と向き合うこと。どこかほったらかしにして、他の音でかき消していた。怖いのか、聞いてしまったらそうするほかないから?本当は分かっている、知っているという感覚。本心を観ようとすると、隠そうとする自分。なんなんだ。
背中に乗って、遠くへ行こう。