32歳の日々フツフツ

繰り返される何気ない日々とフツフツした日常とこころのことと、今日の献立を書き留めて。

文月3日曇り hygge

デンマークで暮らしてみたい。

そう思い立ってから約1年が経つ。その想いはまだ消えていない。漠然と建築が好きでインテリアにも興味があって、働くって大変と思いながら、いつか好きな家具を揃えようと一つ目標を作り、そのために頑張って貯金するぞと働いて、幾度か転職を繰り返して1年半、アルバイトで家具屋に勤めた。心惹かれるものは、北欧のものが多いことに気付き、デンマークの暮らし方や人生観が自分の中にある何かと深く共鳴した。理由なんてない、ただ行きたいから、そんな想いを肯定する、自分を信じる自分がいた。

 

自分自身もその一人だったが、仕事に行きたくないとストレスを抱えて働く世の中に疑問を感じていた。働くことは楽しい、だけどなんだろう、そこに流れる悪循環は。自分のできることで人の役に立てるのは嬉しいことではないのか?

 

仕事仕事に追われて体を崩した。人生は仕事だけじゃない、衣食住をつくる日常や、趣味や余暇、仕事、それらを含めた人生という大きな視点で生き方っていうのを考えてみてはと助言をもらった。これまで、そしてこれから生きていく中で何が大切なことなのか考えるようになった。そこでたどり着いたのは、日々繰り返される日常と、身近にあってつい疎かにしてしまう心で、そこに流れる循環というものだった。目に見えるものや結果というものに囚われすぎていた。心がカチコチになっていた。そんな時出会った、デンマークというキーワードとhyggeという観念。

 

フツフツと湧いてきて、デンマークに行こうと思った。この目で、この手足で、心でその感覚を確かめたいと思ったから。

 

そんな人らが創る家具は美しくとてもイイ。