32歳の日々フツフツ

繰り返される何気ない日々とフツフツした日常とこころのことと、今日の献立を書き留めて。

卯月23日晴れ 朝飯

眠れなかった。

時刻は5時過ぎで、少しずつ空が明けていく。

カーテンを片側だけ開けると、向かいのマンションにもぽつぽつと隙間から家の灯りが見えた。

 

寝るのをあきらめて、

お米を一合研いで早炊きで仕掛ける。

いつもはニ合炊いて一日分を賄うのだけど、今日は一合。

炊き込みご飯をしようと思って、

ごぼうときの子、三つ葉を買ってきたのだ。

夜は炊き込みご飯とすり身の団子のお吸い物と、かき揚げ。

 

炊き込みご飯を仕込んでもいいのだけど、今の気分は断然おにぎり。だから一合。

 

ご飯が炊けるまで20分。

その間にきゅうりを叩いて、塩もみして、ごま油とすりごま、千切りした生姜と絡めて、味噌汁用の小ネギを刻んだ。

 

お味噌汁は昨日の残り。

いや、一昨日の残りか。具材は山芋と新ごぼう

最後の一杯なので、卵を入れる。沸騰しかけたところに卵を割り入れ、2分程して火を切って、蓋をして、好みの半熟具合になるよう願掛けする。

 

あと5分。

ベランダの植物に水遣りして、洗濯機に衣類を詰め込んでスイッチオン。おにぎりの海苔とお皿を準備して、ご飯の炊けるにおいに誘われて、檜のしゃもじとボウルを持って、炊飯器へ向かう。

 

檜のしゃもじは、会社の同期が厳島のお土産で買ってきてくれたもの。これがまたいい味を出すのよ。

 

今日のおにぎりの具は梅干しです。

握るだけであの特別美味しくなる感じはなんなんだろうね。熱いご飯を握るのは未だに苦手で、一人で熱い熱いと足をバタバタしながら握ってます。

 

いつもは食べる直前に海苔を巻くけど、今日は海苔まで付けてお皿に盛って?

 

卵が割れぬようお味噌汁を注いで、さっき仕込んだきゅうりを小皿に盛って、温かい烏龍茶を煎れて。

 

もう片側のカーテンを開けて、頂きます。

新しい朝だ。