32歳の日々フツフツ

繰り返される何気ない日々とフツフツした日常とこころのことと、今日の献立を書き留めて。

文月12日曇り ジャガイモ

頭のてっぺんに切り込まれた十字の印の隙間から、余熱で溶けたバターがワタシと皮の間に染み込んで、ゆっくりと開きだす。

 

ゆるりと剥けて、それはほくほくして温かく、柔らかくて、少し黄色みを帯びた、まるいジャガイモのようだ。小さな光の粒がキラキラしている。

 

そんな感覚がして、そこには優しいじぶんが居てほっとした。良かった。